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PyCharmで改行や折り返しの設定

2023-02-19

目次

改行のガイドライン

   PyCharmでは改行すべきガイドラインが表示されている。特に無視していても良いのだが、この幅を超えると警告がでる。
図1. 改行のガイドラインと警告の表示。
   このガイドラインは改行すべき長さを教えてくれるもので、その幅を変えることができる。用途としてはコードの貼り付け先で変に折り返さないようにするときとかで、PyCharm側で強制的に折り返してコードの可読性を上げる。
   変更の方法は「設定」→「エディター」→「コードスタイル」の「次でハードラップ」の数値を変えるだけでとても簡単。
   ビジュアルガイドは単にガイド線が出るだけで警告は表示されない。ガイド線は複数表示できる。
図2. 複数のガイド線。

折り返し

   長い文字列をスクロールしてみるのは大変。そんなとき画面端で折り返すようにしたいと思う。
図3. 折り返したときの見た目。
   変更方法は「設定」→「エディター」→「一般」の「次のファイルで行の折り返し」でチェックをして、「; *.py」を追加すれば全てのPythonファイルで折り返しが有効になる。特定のファイルにしたい場合はワイルドカード「*」ではなくそのファイル名にする。他の拡張子でも折り返しの指定が可能。